お知らせ

2019年11月25日

子規庵公開事業についてのお知らせ

 子規庵ではこの度東京都及び台東区の補助を受けて、老朽化の進んだ子規文庫蔵の復旧工事を行うこととなりました。

 子規庵文庫蔵は子規の遺品遺墨保管の為に昭和3年に築造され、昭和20年の戦火より子規遺品遺墨を守りましたが、戦後の修復から70年以上を経た昨年の調査の結果、近い将来収蔵物の保管機能を保てなくなることが判明しました。文庫蔵建築当時の工法により、漆喰白壁土蔵の建築当時の姿に生まれ変わるために、約1年近い期間をかけての復旧工事を行います。

期間中、お客様にはご迷惑をお掛けいたしますが、子規庵の将来に向けての大事な事業となりますので、ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。

   子規庵文庫蔵復旧工事期間予定

     令和元年12月 ~ 令和2年8月

※上記工事期間は、12月に現在の外壁トタンを撤去した結果に調査時点より損傷が進んでいた場合、又は工事期間中の天候により工事期間延長の場合があります。

 

工事予定期間中の子規庵公開のご注意

文庫蔵周辺を除く小園の観覧は可能となりますが、期間中は一部小園の回遊路と東屋は使用できません。