本日で8月も終わりですが、毎日暑い日が続いています。
今年の子規庵の糸瓜は暑さのためか、雌花が咲かずにまだ実が成る気配がありませんが、子規命日の9月19日には、糸瓜と鶏頭がそろった子規六帖間からの眺めを楽しんで頂けることを願いつつ、糸瓜忌特別展示を来月から開催いたします。
9月は毎週土日曜日を公開日の基本に、子規命日の9月19日の前後、16日から24日までを連日公開といたします。
糸瓜忌特別展示 公開予定日
2(土)、 3(日)
9(土)、 10(日)
16(土)、 17(日) 18(月・祝)、
19(火)糸瓜忌・獺祭忌
20(水)、 21(木)、22(金)
23(土・祝)、24(日)
30(土)、10月1日(日)
今年の糸瓜忌特別展示の目玉は、明治30年1月2日の歳旦帳「二日」です。
子規新出句1句、子規の新出画数点、下村為山の新出画11点他が描かれた正月の芳名録である歳旦帳は、20代最後の子規と仲間たちの生き生きとしたハレの日のはしゃぎ振りを伝えてくれます。
正月というハレ(特別)の日の記録と対比するのが、ケ(日常)の日に子規が使用した遺品展です。
食べ、働き、遊び、寝るに分類した遺品展の中では、子規庵では今まで余り展示をしていなかった、果物皿と果物ナイフ、食器、紙こより等の展示の他、本HPのマスコット「一本足の蛙」や親友秋山真之が海外から子規に贈った羽毛布団の端切れ等を展示しております。
昨年春に復旧工事が竣工した子規文庫蔵で展示を行います。
普段は公開することのない土蔵の中もお楽しみください。
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